入院中の読書。
読めるかどうか期待せずに持って行った「ジェノサイド」(高野和明 著)
かなりとばし読みでしたが上下巻とも読みました。

乳腺外科の看護師さんがちょっと前の作品だけど面白かったですよ~と
教えてくれたのでブックオフで買いました。
のほほんとした術後入院生活とは全く重なり合わない
(いや、日常生活でも重なることはない気がするが。)
近未来を描いたエンタメ小説です。
1本の超大作映画をみた感じ。

日本、アメリカ、南アフリカ、と世界を股にかけて物語は進んでいき、
私は勝手に頭の中で
このアメリカ兵はあの俳優さん、、、と想像しながら読み進めました。
主人公である日本のさえない学生は松坂桃李をイメージ。
これまでも、様々な形でエイリアンによる地球侵略など
人類の危機が描かれたものはたくさんありますが、
どちらかといと、アメリカ・ハリウッドの映画作品が多く
娯楽作品として楽しんだ気がしたのですが、
これは日本人がからむので、これまでより少し身近に感じました。
ただ単に殺戮の戦争ではなく、高度な知能で翻弄されて
おろかに絶滅していくかもしれない人類。
トランプで大丈夫なんですかー??

しかし、
人類が新種の生物に侵略されるよりも先に
この地球が壊れてしまうのではないか、と思うほど
変な気象が増えましたね。
だんだんと地球の環境が変わっていって、
人間はその変わりようについていけなくて
細胞が傷ついて病気になりやすくなるのかな、なんてことを
思ってしまったのでした。
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