デンマークの少女「リリーのすべて」

昨年のアカデミー男優賞をとった作品は観ていないのですが、
エディ・レッドメインってすごいわーと思いました。
作品は今から100年近くも前に性転換手術をはじめて受けたデンマークの元男性と
その妻の愛あふれる事実に基づいたストーリー。
画家のアイナー(エディ)はある日、同じく画家の妻ゲルダの女性モデルの代役をしたときに
自分の内側に女性としての存在があることに気づき、
どんどん心と身体が一致しないことに苦しむようになっていく。
ゲルダははじめ夫は女装して「リリー」という女性に変身してみたいだけなのね~って感じで
協力していたのですが、だんだんとアイナーの本質がリリーであることに戸惑う。
ゲルダがごく普通の女性で歩き方などがバタバタして
エディ演じるリリーがより女性っぽく見える演出が対照的。
エディの演技もすごいんだけど、ゲルダを演じたアリシア・ヴィキャンデルが
心で葛藤するけど最愛の人を支えていくという難しい役がよかったよ~。

ベン・ウィショーとエディのツーショット、おいしいですね~。
女らしい、とか男らしいとか今ではあまり使えない言葉になってきてますが、
この作品を観たら、普段ジーンズだけど女としてストッキングはいてみようかなと
思ってしまったりして。
* アリス遊びのミニコロに拍手ありがとうございました。

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