2010-10-29(Fri)
ブライス物語
とある町のはずれ、小さな一軒の家がありました。
そこには、ゆきまつという物欲にまみれたばあさんが一人住んでいました。
ある日、ゆきまつばあさんはかごにブライスを詰めました。
「あ、おばあさん、今日は外に連れて行ってくれるのね。」
「いつもは一人なのに、今日は5人も一緒なのね。」
かごに入れられたブライスたちは喜びました。

しかし、ゆきまつばあさんの口から発せられた言葉は
信じがたいものでした。
「何を喜んでいるんだい?お前達。
お前達で棚がいっぱいになっちまったから、
お前達を売っぱらってしまおうかとえらんだのさ!」
「ええ~、やめておばあさん!」
ブライスたちは泣き出しました。
その声が聞こえた他のブライスたちも泣き出しました。
ナミダはあふれてカチコチにブライスたちを固めました。
ゆきまつばあさんは、棚からブライスたちを降ろそうとしましたが、
ナミダの結晶は硬く、ぴくりともしません。
「ああ、あたしが悪かったよ・・・。
こんなかわいいお前達を放したりしないよ~。」
ゆきまつばあさんの目からもナミダがあふれ、結晶をとかしていきました。
ゆきまつばあさんとブライスたちの絆は深く結ばれ、永遠に続くのでした・・・。
棚からブライスがあふれそうなので、かごに入れてみました。
お迎えする時の決断は潔いのですが、整理することに関しては
まったく頭が機能しません。
大きな地震で人形達の下敷きになって死ねたら本望です。
(そういう奴に限って死なないもんだよね。)
* 初雪ベチこに拍手ありがとうございました
ブログランキング、ポチありがとうございます
そこには、ゆきまつという物欲にまみれたばあさんが一人住んでいました。
ある日、ゆきまつばあさんはかごにブライスを詰めました。
「あ、おばあさん、今日は外に連れて行ってくれるのね。」
「いつもは一人なのに、今日は5人も一緒なのね。」
かごに入れられたブライスたちは喜びました。

しかし、ゆきまつばあさんの口から発せられた言葉は
信じがたいものでした。
「何を喜んでいるんだい?お前達。
お前達で棚がいっぱいになっちまったから、
お前達を売っぱらってしまおうかとえらんだのさ!」
「ええ~、やめておばあさん!」
ブライスたちは泣き出しました。
その声が聞こえた他のブライスたちも泣き出しました。
ナミダはあふれてカチコチにブライスたちを固めました。
ゆきまつばあさんは、棚からブライスたちを降ろそうとしましたが、
ナミダの結晶は硬く、ぴくりともしません。
「ああ、あたしが悪かったよ・・・。
こんなかわいいお前達を放したりしないよ~。」
ゆきまつばあさんの目からもナミダがあふれ、結晶をとかしていきました。
ゆきまつばあさんとブライスたちの絆は深く結ばれ、永遠に続くのでした・・・。
棚からブライスがあふれそうなので、かごに入れてみました。
お迎えする時の決断は潔いのですが、整理することに関しては
まったく頭が機能しません。
大きな地震で人形達の下敷きになって死ねたら本望です。
(そういう奴に限って死なないもんだよね。)
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