リトル リリーブラウンの物語。

リトルリリーブラウンは去年まで毎日がパーティだった。



クリスマスもそうでない日も人の集まる場所に行き、
週末にはレイブに出かけた。
ワルイコトに誘惑されそうにもなった。



ある日、リリーの両親はそんなリリーを心配して
ある場所に行きなさいとリリーを家から追い出した。



リリーが訪ねて行った先には、マカロンという同じ背くらいの子がいて
とてもおとなしそうな子だった。

しばらくすると、もう一人、チェリッシュという元気な子が現われた。

３人で過ごすうち、リリーはパーティに明け暮れた日々を忘れていた。
あの頃の自分はとても背伸びをしていたのではないか？
中途半端な大きさのリリー。
でもここはみんな同じ大きさ。しゃべらなくてもかまわない。

すっかり慣れた頃、もう一人ミルハニちゃんがファームからやってきた。
ミルハニちゃんとヤギの世話やミルクでお菓子を作ったりするのが
とっても楽しい。お洋服も貸してもらった。



リリーはここに来た意味を知った。
すっかり馴染んで、今では時々パーティに行きたい気持ちも出てきた。
そんな時はマカロンちゃんと一緒に楽しもうと思っている。
今、小さなリリーはそんな暮らしをしている。～Ｆｉｎ～

＊　美しいカプちゃんに拍手ありがとうございました
　　ｋ様、ホント気品がある子ですね！ありがとうございます

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